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和風が暮らしいい。特別編集『ツムグ』
ーお米が暮らしの真ん中です。ー

9月30日、主婦と生活社より発行となりました。

ワンテーマにそって、日本各地のおもしろいことを取り上げる本ですが、東京から地方へ取材に行くのではなく、その地域にお住まいのリトルプレス編集部やライターさん、所縁のある方々の寄稿を集めています。

本の作り方として新しい試みがとても魅力的で興味深かったし、リトルプレスが大好きなので、そのつながりでできる仕事だから、ぜひ編集として参加したいと立候補しました。

アシスタント時代はムック一冊の編集補助なども担当していたけれど、独立してからそういう機会はなかったのです。
どなたに書いていただくか、というところから関われたのは、ほんとうにおもしろかった。

おむすびの特集の扉の部分で、写真と文を寄せてくださった阪本勇さんは、以前、赤木真弓さんのギャラリーで偶然展示を見たことをきっかけに、ずっと心に残っていた写真家さん。いつか一緒にお仕事してみたいという思いを、編集のM山さんがすんなりと受け止めてくれて、阪本さんの魅力がそのまま表現できるページを作れたことは、冥利に尽きることでした。

するすると読ませる文章、印象的な瞬間を自然にとらえる写真がすてきなリトルプレス『百年の食卓 ーおばぁとおじぃの暮らしとごはんー』の黒川祐子さん、田村ハーコさんにもご参加いただきました。沖縄の宜野湾市にあるごはん屋さん、「めぇみち」のおむすびがおいしいわけを、店主である池さんの思いにのせて紹介しています。

山形で活動するアトツギ編集室のみなさんは、いまや幻となった山の奥の発酵寿司について、聞き書きしてくださいました。

『こけしの旅の本』の小島さんは、持ち味を発揮したユニークな目線でこけし寿司を語っています。
47都道府県のご当地おむすびを紹介してくれた百千さん(えび天むすのしっぽのカリカリが最高でした!)。ごはんの基礎知識やたのしいグッズを案内してくれたAKOMEYA TOKYOさん。ミラノ万博でのおむすびイベントついてレポートしてくれたおにぎり協会の中村さん。「お米と暦と信仰」という深すぎて難しいテーマで、読み物をまとめてくれた編集・ライターの高橋紡さんと長倉志乃さん。イラストを寄せてくれた谷山彩子さん。文学案内に協力してくれた代官山蔦屋の菅原さんや恵文社一乗寺店の上田さん。

……ぜんぶ書くのはさすがに長すぎなのでこのへんで失礼いたしますが、ほかのページでも、M山さんとあーだこーだとたのしくやりとりしながら、いろんな人のおもしろ企画を詰め込ませていただきました(表紙もいいでしょう!)。

「どんな本になるか、わからない」などと不穏な依頼を受け止めて、さすがの誌面に仕上げてくださったナカムラグラフのみなさまも、ほんとうにありがとうございました。コンテを見せたときにナカムラさんがにやり、としてくれると、ホッとしました(笑)。

かわいい、かわいい、一冊です。読んでください。